こんばんは。
アルコの沖です。
昨日、今日はヤマナハウスで「はじめての狩猟講座」の3回目を行いました。
<1日目の様子>
今回、天気予報が芳しくなかったので、アイスブレイクを行った後に、まずは裏山歩きから始めました。裏山を登りながら、獣の気配、獣道の見付け方や地形の見方を教わります。
獣道を見付けた後に、どうやってくくり罠を掛けるのか、どういう視点で獣道を掛けるか、どういう点に注意すべきか等々、くくり罠という点をいろいろな角度から検証して仕掛ける方法を学びます。
山から下りた後は、沖による「ヤマナハウスの今と昔」の座学。航空写真の変遷と地元の方から聞いた情報を元にして、どのようにして狩猟や獣害対策を捉えるべきかを生態系の話も入り混ぜて説明しました。
次は元沢さんによる「狩猟のある暮らし」の座学。元沢さんが狩猟に取り組むようになったきっかけから始まり、深みにハマって行った経緯、取り組みの紹介などを分かりやすく説明していただきました。
そして、ジビエバーベキューへ移ります。
自分は南房総バーベキュー協会として猪の固まり肉を焼いてサーブ。
脂身が甘くて大好評でした。
上岡さんは定番の猪肉巻きおにぎりの他に、ビーツのスープや猪角煮なども作っていただきました。猪角煮は口の中に入れるとホロホロと身が崩れると同時に脂身がトロッと口に溶けてとても美味しくなっていました。付け合せのゆでたまごはもちろんすぎな舎の卵です。
その後も夜は狩猟談義で燃え上がり、遅くまで話していました。
<2日目>
2日目は実践的に罠の仕掛け方等について学びます。
まずは元沢さんから自作のくくり罠について、部品や実際の仕掛け方を説明していただき、参加者の方もどれくらいの負荷が掛かるのかをその場で体感していただきました。
少し場所を移して設置してある箱罠を観察して、箱罠についても説明をしました。
密度の濃い2日間でしたが、参加された方からは「普段歩くのが楽しみになった」「どういうところにイノシシが歩いているか想像できるようになった」などのお声をいただきました。