こんばんは。
アルコの沖です。

24、25日はヤマナハウスで「はじめての狩猟講座」を行いました。
ヤマナハウスの人気イベントで、今回は12人が参加。今回の講師は仮面駆除テッツォ。鋸南町で地元の方のために日々有害駆除に努めています。

<アイスブレイク>
まずは参加者さん同士が話しやすい雰囲気を作るために、アイスブレイクタイム。1分自己紹介のつもりが長くなることも毎回の様子です。

アイスブレイク

<1日目座学>
次に沖の方から「里山と狩猟の関わり」というテーマで、ヤマナハウス周辺の今と昔の話を織り交ぜつつ、狩猟の将来像の話をしました。

そして、テッツォからは「狩猟に関わる法令」や「狩猟鳥獣の生態」などの具体的な話。年間100頭以上のシカやイノシシを捕獲する技術に裏付いた話に熱がこもります。

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<1日目実習>
一通り基礎を学んだ後には外へ出て、実際に獣の痕跡を確認します。ヤマナハウスでは今まさにイノシシの出没頻度が上がっており、掘り返しの被害が甚大になっています。それらの掘り返しの目的、どこを見るべきか、罠を掛けるとしたらどういうところに気を付けるか、などが説明されました。

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そして、テッツォが講座前日にたまたま小さなイノシシを捕ったので、ありがたく止めさしの見学と解体を体験させていただきました。講座として解体を行うのは初めてでしたが、参加者の方にも良い経験をしてもらえたと思います。

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<1日目交流会>
夜はジビエバーベキューで交流会です。地元の猟師さんも参加して、狩猟関係の話で夜が更けました。参加者の方々の想いを聞いて、自分にできることを考える機会にもなるので、交流の時間は大切にしたいです。

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<2日目実習>
2日目は朝から雨が降ったり止んだりでしたが、止んでる間を狙って痕跡の話。昨日は無かった痕跡があるのを見つける参加者の方は既に痕跡を読み取る力が付いているようでした。

今回は、新型コロナウイルスの影響でほとんどの時間がマスクをしながらの講座となりました。

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今後も参加者同士の狩猟コミュニティを通じて、興味のある方に機会を提供する活動を続けて行きたいと思います。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。