房州どんぐり猪

捕獲されたイノシシ

房州どんぐり猪とは、館山市周辺で捕獲されたイノシシの中でも、自然界でどんぐりを食べて育ったイノシシのことを指します。このイノシシは、自然に繁殖し、自然に餌をとって育ったため、肉質に特徴があります。

道路に落ちたドングリ

肉質検査の結果、オレイン酸やグルタミン酸が豊富に含まれていることがわかりました。オレイン酸は、健康に良い不飽和脂肪酸で、コレステロール値を下げたり、心臓病やがんを予防する効果があるとされています。また、グルタミン酸は、旨味成分のひとつで、肉のうまみを引き出す効果があります。これらの栄養素が豊富に含まれているため、房州どんぐり猪は、健康に配慮した食事を求める方にもおすすめです。

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房州どんぐり猪

また、胃の内容物からは、照葉樹のドングリであるマテバシイが確認されました。これは、栄養価の高いドングリのひとつで、自然界でイノシシが育つ際に重要な餌のひとつです。マテバシイを含むドングリを食べたことによって、房州どんぐり猪の肉は、独特の風味を持っています。

背ロースには脂身がたっぷり乗る

以上のように、房州どんぐり猪は、自然界で育ち、健康に配慮した食事を摂っているため、肉質に特徴があります。また、マテバシイを含むドングリを食べたことによって、風味にも独自性があります。健康や美味しさを重視する方にはぜひ、房州どんぐり猪をおすすめします。

スライス肉