こんばんは。
アルコの沖です。

本日は、私が所属する「安房生物愛好会」の8月例会に参加しました。
富津の湊川流域を散策し、水辺の動植物を観察しました。
親子連れの方も参加し、子供が持っていたタモ網で採集した魚類などをいろいろ見て、解説させていただきました。

川沿いの観察でしたが、富津市の獣害の状況も確認出来ました。
特に川へ降りる道の途中では、田んぼ・民家と森林・川の間がワイヤーメッシュ柵で分断されていて、内側に動物が入って来ないようにしていました。ただ、だいぶ前に設置された柵のようで、ところどころに隙間ができていて、内側でもイノシシの掘り返しが確認出来ました。

川へ降りる道の入り口

草が覆ったワイヤーメッシュ柵

川沿いは両側が崖地になっていて、入り込みづらい地形でしたが、イノシシの足跡が河原の砂地に付いており、昔の人が作った川へ降りる階段が今ではイノシシが利用しているような痕跡も見られました。

川は両岸が崖地になっている

イノシシの足跡

さらに、下流へ進むとニホンザルの群れがいました。
崖の上の木にいるため、すぐに逃げようとはせずに、こちらの様子を見ていました。サル対策のための柵も見られましたが、効果のほどは分かりませんでした。